大学5年生の理由
私こと葉粋は、プログラムを多少たしなんでいる。
簡単なSTGのプログラムも組んで、AVGのプログラムも組んだ。
他人に自慢できる程の腕では無いが、それを見て周りの人は『すごい』と言ってくれる。
だが、思う。
本当に凄いのか?どれぐらい凄いのか?
漠然と凄いと言われると、どこが凄いのか判らない。
しかし、ずっとそれを言いつづけられると、自分でも凄いのではないかと錯覚する。
そして、自分はプログラミングにおける有力な人材になるのではないかと夢見たりもする。
しかし、そんな妄想も打ち砕かれる時が来た。
それが先週まで必死に頑張っていた『卒業論文』である。
この時、自分の実力がささいな物だという事を痛いほど思い知らされた。
そして、考えた。
自分は何処までやれるのか?どのように成れるのか?
俺はこの1年でそれを見極めてみようと思う。
簡単な事じゃない。苦労すると判っている。
でも、それは俺にとっては必要な道であると信じている。
そして人は言う。『この日記は台無しである』と